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中国貴州省でビッグデータ博覧会 最先端ITで主導権狙う

2020-02-13

中国貴州省貴陽市で26日、政府主催の中国国際ビッグデータ産業博覧会が開幕した。全国人民代表大会(全人代)常務委員会の王晨副委員長は開幕式で「ビッグデータやIoT(モノのインターネット)などの新技術を活用し、中国は質の高い経済発展への転換を図っていく」と強調した。


 中国はビッグデータや人工知能(AI)などの研究開発や普及促進を官民一体で強力に進めており、次世代のIT技術で国際的な主導権を握ることを狙っている。米国との間でハイテク分野をめぐる摩擦も強まっている。


 博覧会は今年で4回目。中国メディアによると、国内外のIT企業など400社近くが出展。最新のビッグデータの活用事例などを紹介するほか、企業経営者や政府関係者が参加する討論会も数多く開かれる。29日までの期間中に延べ5万人以上が来場する見通し。