六盤水市

六枝特区

2021-02-16

翻訳:郭 沢雄

修正:宮澤 詩帆

指導:王 暁梅、楊 梅竹

監修:姚 武強


六枝特区は「中国の涼都」と呼ばれる貴州省六盤水市の東大門に位置し、長江と珠江水系の分水嶺として、四十本以上の川を有している。主な農作物は稲、トウモロコシ、小麦、芋、菜種などである。2012の統計によると、区内にはイ族、ペー族、タイ族、チワン族、苗族、回族、リス族、ラフ族、ワ族、ナシ族、ヤオ族、チベット族、チンポー族、プーラン族、プイ族、アチャン族、ハニ族、シボ族、プミ族、モンゴル族、ヌー族、チノー族、トーアン族、スイ族、満族、トールン族などの民族が分布しており、少数民族人口は総人口の30.52%を占めている。独特な観光資源に恵まれた六枝特区は、古夜郎文化を秘めて、民族文化風情、自然風景、景勝地を一体にした独特な観光地である。区内の中部には桃花公園、九頭山公園、南極山公園、天然の穴である月宮洞(観音洞)があり、南部には郎岱古城、郎岱木城碑文、郎岱の暴動烈士の墓及び神秘な老王山(古郎山)があり、東南部には底渓森林公園、白水川における瀑布群と落別を中心とした鍾乳洞があり、北部には古い岩脚鎮、老高橋、懶龍橋(窓子洞)、老卜底がある。プイ族の趕表、苗族の晒月、イ族の趕山節、コーラオ族の吃新年など神秘感溢れた民族風情を加えて、六枝の独特な観光風景を形成した上で、国内外の多くの観光客や民族文化を研究する専門家を引き付けている。