ジオパーク織金洞は貴州西部の織金県城の東北にある官寨郷に位置し、307ｋ㎡の広さを持っています。その中の織金洞風景区は285ｋ㎡の広さを持ち、織金洞中心観光区、東風湖峡谷観光区、一線三槽観光区、碧雲湖観光区の４つの観光地区から構成されています。織金古城は独立した風景区で、面積22ｋ㎡の大きさを持ち、その中の織金洞は主に堆積岩によって形成されている鍾乳洞で、溶岩石が独特な盛り上がりを見せ、景物の規模が大きく、形も様々であることから人気を博しています。織金洞は幅約12.1ｍ〜173ｍ、高さ50～150ｍ、約70㎡の規模を持っており、現在は七つの空間が一般開放されており、112の景物と景観を楽しむことが出来ます。鍾乳洞内には「銀雨樹」や「塔松」、「曲がり石」や「穴罐」、「鶏血石」など世界でも珍しい奇石が存在し、観賞又は研究の面から見て、極めて高い価値を有していることから、多くの専門家から 「地下芸術宝庫」「唯一無二のカルスト博物館」と称されました。織金洞の規模や溶岩の色彩、種類などの点から見ても世界屈指の鍾乳洞であることは間違いないでしょう。
