平塘国家地質公園は都匀から66km離れた広西の九万大山と貴州省南部に位置する平塘県山岳地域の接続部にあり、350k㎡の規模を持っています。炭酸岩やカルスト地形が公園面積の80%を占めており、滝や鐘乳洞、原始林や地下水脈などの観光資源を有しています。主な見所としてはアジア一の地下水流として知られている覇王河や中国の落水洞郡の中では一番の広さを持つ窩ダン落水洞群が人気を集めています。(窩ダン落水洞群は100k㎡の広さを持ち、平均1㎢内に3、4カ所の落水洞を確認することが出来ます。)又、世界最大級の電波望遠鏡の建設地としても有名です。大窩ダン落水洞群公園は掌布観光区、龍塘湖観光区、拉安観光区、大窩ダン観光区、玉水金盆観光区、六ドウ甲青観光区、甲茶観光区などの七つの観光区から構成されています。平塘県は気候に恵まれていることから、茶の栽培が盛んで、茶畑の総面積は約2500ヘクタールの大きさを持っています。毎年旧暦の正月頃に茶葉を収穫することが出来るため「貴州春茶の都」と称されています。