赤水風景区は貴州省西北部の赤水市に位置する国家級風景区で、十丈洞瀑布・竹海国家森林公園・燕子岩国家森林公園・サロ(和名ヘゴ)自然保護区・四洞溝瀑布群・丙安古鎮などが主な見所として有名です。赤水風景区は世界の地理専門家に「千滝の故郷」や「竹の郷」、「サロ王国」や「丹霞地貌(赤色沙岩)の冠」と言った呼び方で親しまれています。十丈洞瀑布は赤水市から南に30km離れた風渓に位置し、落差76m、幅80mの大きさを誇り、中国では黄果樹瀑布に次いで2番目の大きさを持つ滝として有名です。さらに、その周辺には「美女の櫛」と呼ばれている落差18.5m、幅76mの大きさを持つ中洞瀑布が存在しています。その他には明・清時代に交易の中継地点として栄えていた丙安古鎮が見所として人気があります。